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むかしむかし、あるところに、


心の優しい老夫婦がいた。2人は子供がいなかったため、ある雪の日に寂しさを紛らわすため、雪で子供を象った人形を作った。

そんなある吹雪の晩のこと。夫婦の家に1人の子供が飛び込んで来た。夫婦は思いがけない来訪者を喜び、我が子同然に可愛がって育てた。しかし春が近づくにつれ、子供は次第にやせ細った。夫婦が心配する中、いつの間にか子供は姿を消してしまった。

今も新潟県に伝わる雪んこのお話です。藁の霜囲いをした牡丹の花はどこか雪ん子の姿を呼び起こす。


ここ、長谷寺では冬牡丹が満開。寒い中、訪れた人たちの心を温めてくれます。




















▶詳しくは（長谷寺ホームページ）
http://www.hasedera.or.jp/2009/guide/season_flower.html#winter