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庭園を眺めながらもし、歴史背景、大名の話題がすらすらと語れたら。

本書は、歴史を知ることで、祭祀や儀式の場に始まり、鑑賞、社交の舞台の対象となった庭園の美の変遷を、縄文から近代にわたって解説する一冊です。

著者は、京都大学農学部林学科卒業。現在、文化庁主任文化財調査官。農学博士。専門は日本庭園史の小野 健吉氏

特に、大名式庭園から明治維新に西洋式庭園が伝わり、混迷していく中、現代の自然風景式庭園への流れは興味深いです。

この一冊を読めば、２度目、３度目に庭園を訪れた際に違って見えるかもしれません。
ぜひ読んでみてください。