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パンパン!!青竹のはじける音を響かせながら行われる火祭り。
地域によって変わりますが小正月前後に行われるとんど焼きは正月に飾った門松、注連縄、書き初め等を焼くお祭りです。また別名、左義長(さぎちょう)、三九郎、どんど焼きなど呼ばれ各地で行われます。その火で餅や団子を焼いて食べるとその年は無病息災に恵まれるともいわれ、火が高く上がるほど吉兆だともいわれます。
名前の語源は、焼いたときにはじける青竹の破裂音というのが民族学上の解釈です。大きな音で魔物を追い払う意味もあるともいわれます。
最近は国民の休日の成人の日が15日ではなくなり地域によっては行われる日はまちまちになりましたが、北海道から鹿児島まで行われる日本の風習です。また、竹や縄だけでなく、ビニールの正月飾りが増え燃やすのに頭を痛めるケースもあります。
でも、燃やすことで真新しい気持ちで新年を祝う。燃やすことで自然に帰し、また新しいものを生みだす。伊勢神宮の式年遷宮もそうですが、清潔、几帳面、技術の伝承と日本人の精神風土が垣間見れた気がします。
【話の泉】冬の夜空を斬り裂火柱に無病息災を祈る。『とんど焼き』
2010-01-14 07:35