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タイトルだけみると広告のお話のようですが、内容はどの業界でも役に立つヒントが書かれています。
著者は資生堂/TSUBAKI「日本の女性は美しい」、新潮文庫「yonda?」、東京ガス「ガスパッチョ」などのコピーを手掛けた谷山雅計氏。
まず、コピーの鉄則として短く、簡潔にと説き、テーマに関係する内容を100個書きだすといいます。
例えば、ビールの場合は「ビールとおじいちゃん」「ビールと先生」「ビールと赤ん坊」など、
テクニックもさることながらなにより、「常識とコピーと芸術」の三分法は必読です。
著者曰く人にあるコトを聞くと大きく三つに分かれるといいます。
それは、「そりゃそうだね」と「そういえばそうだね」と「そんなのわかんない」。この3つの反応が作品の質を分けます。
あなたの作りたいものは「そりゃそうだね」なものでしょうか?それとも「そんなのわかんない」ものでしょうか?
【知恵の森】突破口が開ける『広告コピーってこう書くんだ!読本』谷山雅計(著)
2010-03-17 07:47