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【千早赤阪村のおはなし】皇太子も訪問した『楠公誕生地』

2010-04-25 08:54




明治11年(1878)に建立






石碑には、「楠公誕生地」とあり、千葉周作、斉藤弥久郎と並ぶ幕末の三剣豪、桃井春蔵(桃井直正1825~1885年)の筆によるものです





ここは建武の新政の立役者として足利尊氏らと共に活躍、明治以降は「大楠公(だいなんこう)」と称された楠木正成の生れたとされる「楠公誕生地」





文禄年間に豊臣秀吉が土壇を築き、小さな祠を祀ったという。その後、明治になり大久保利通公の奨めにより「楠公誕生地」の碑が建てられた





大正6年、5月には、皇太子(後の昭和天皇)が訪問され、クスノキを記念に植樹されています
 
 



楠木正成公ゆかりの場所だけに立派なクスノキが多い





すぐそばには、村立郷土資料館
 
 



最近できた楠木正成公のキャラクター「まさしげくん」
 
 



正成公の鎧???
 
 



クスノキも元気です
 
 




明治41年、近郷有志による楠公誕生地保勝会が組織され、敷地の拡張や休息所の新築など、史跡の整備顕彰にあたったが、終戦とともに活動は衰退してしまった。昭和49年に楠公史跡保存会が有志で組織され、保存顕彰にあたっている。現在は自然に囲まれひっそりと佇む。