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【知恵の森】残ってほしい言葉がある『言葉の風景』荒井和生、野呂希一(著)
2010-05-19 13:09
今日の一冊は、忘れたくない言葉、使っていきたい言葉を四季の光景と共に紹介する一冊です。
日本には微妙に変化する四季があり、その季節感、雰囲気に、印象を伝えるために、さまざまな言葉を生みだし、使い分けます。
例えば、寒い時に「しみるような」や「凍えるくらいに」など、その時の程度を微妙に変化して表し、感じたことを人に伝えます。
本書では、自然とのかかわりが減りつつある現代社会に、忘れかけていた原風景を思い起こさせてくれます。写真の美しさも含め、疲れた心にさわやかな風が流れ込んでくるような気持ちになります。
ぜひ読んでみてください。