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【知恵の森】救いの言葉がここにあり『宮崎哲弥　仏教教理問答』宮崎哲弥 (著)

2012-04-11 07:05

日本人は無信教。

一般の方は、ほぼそう考えているらしい。

でも、今でも多くの寺院が各地にあり、葬式はお寺で上げる。何気ない日々の風習も仏教が由来することが多い。

本書は、少々難しいが仏教教理について語られた貴重な一冊。

内容はテレビでもおなじみの宮崎哲也氏が僧侶5人との連続対論。若手論客から知性派、文献学研究者まで、各宗派精鋭の僧侶たちとの激烈なるバトルが繰り広げられます。

問答一では、儀式の形骸化、「死」というテーマが繰り広げられます。

人にとっては永遠のテーマが仏教を介しての教え、導きが語られます。

仏教は、次代の閉塞感、孤独感、さみしさを救ってくれるのか。

その救いの言葉は何なのか。本書を手にとって読んでみる価値ありです。