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タイトルスマートだが、内容は泥臭い実践書。
現代の新しい庭への提案を情熱を持って語られている一冊。植木屋さんへの批判もあり、耳が痛いか所もあるが、その気持ちはよくわかる。
本書は、スペース、時間がなくても、これまでの固定観念を白紙に戻し、発想を変えればガーデニングを楽しみ方法を教えてくれる。実際の生活空間やオフィスでの著者の実践を重ねた独自の方法論が満載。『脱庭』『自然』『省手間』『実用』『自由』をキーワードに写真、図解、解説がなされていて非常に解りやすい。
基本的には現在のトレンドでもある自然風景式庭園を目指す内容となっている。
自然風景式庭園の成り立つについては、先日紹介した『日本庭園―空間の美の歴史』が解りやすい。現在はまだその自然風景式庭園への移行時期であり、上手くいかないところもあるが、著者の熱意は非常にうかがえる。
自然風景式庭園に興味がある方は、巻末にP・ハーパー、上野砂由紀氏との対談やQ&Aも収載されているので、ぜひご参考に。
【知恵の森】『フリースタイル・ガーデニング―植物の力を引き出す5つの発想』COM計画研究所 高田昇 (著)
2012-04-24 08:25
タイトルスマートだが、内容は泥臭い実践書。
現代の新しい庭への提案を情熱を持って語られている一冊。植木屋さんへの批判もあり、耳が痛いか所もあるが、その気持ちはよくわかる。
本書は、スペース、時間がなくても、これまでの固定観念を白紙に戻し、発想を変えればガーデニングを楽しみ方法を教えてくれる。実際の生活空間やオフィスでの著者の実践を重ねた独自の方法論が満載。『脱庭』『自然』『省手間』『実用』『自由』をキーワードに写真、図解、解説がなされていて非常に解りやすい。
基本的には現在のトレンドでもある自然風景式庭園を目指す内容となっている。
自然風景式庭園の成り立つについては、先日紹介した『日本庭園―空間の美の歴史』が解りやすい。現在はまだその自然風景式庭園への移行時期であり、上手くいかないところもあるが、著者の熱意は非常にうかがえる。
自然風景式庭園に興味がある方は、巻末にP・ハーパー、上野砂由紀氏との対談やQ&Aも収載されているので、ぜひご参考に。