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ジリジリジリ!!!!
目覚まし時計の音で目ざめ、テレビをつける。朝ごはんにトースターでパンを焼く。
この何気ない普遍的日常に疑問を投げかけるのが本書テーマである。
本書は、さまざまなモノに囲まれた現代社会で、「僕たちは、現代社会の恩恵を受けることなく、自分の力だけで、何ができるものだろうか?」そんな素朴な疑問に応えるべく材料調達、加工、組立をゼロからスタートし、トースターを作るという冒険物語。
結果、一つのトースターを作るのに費やした時間は9カ月、移動距離は3060キロ、金額にして約15万円。ただのトースターとしては明らかに合額だ!しかし、その行為は私たちが普段気付くことの無かったイノベーションや歴史、自然環境の上に成り立ち多大な恩恵を受けていることを教えてくれる。
また設計やエンジニアに係る人はぜひ読んだ方がいい。このご時世に、製鉄の方法、銅の採掘、ニッケルの採取などモノの原型からまた違ったデザインが見えてくるはずだ。
【知恵の森】『ゼロからトースターを作ってみた』トーマス・トウェイツ (著), 村井理子 (翻訳)
2012-11-25 17:33
ジリジリジリ!!!!
目覚まし時計の音で目ざめ、テレビをつける。朝ごはんにトースターでパンを焼く。
この何気ない普遍的日常に疑問を投げかけるのが本書テーマである。
本書は、さまざまなモノに囲まれた現代社会で、「僕たちは、現代社会の恩恵を受けることなく、自分の力だけで、何ができるものだろうか?」そんな素朴な疑問に応えるべく材料調達、加工、組立をゼロからスタートし、トースターを作るという冒険物語。
結果、一つのトースターを作るのに費やした時間は9カ月、移動距離は3060キロ、金額にして約15万円。ただのトースターとしては明らかに合額だ!しかし、その行為は私たちが普段気付くことの無かったイノベーションや歴史、自然環境の上に成り立ち多大な恩恵を受けていることを教えてくれる。
また設計やエンジニアに係る人はぜひ読んだ方がいい。このご時世に、製鉄の方法、銅の採掘、ニッケルの採取などモノの原型からまた違ったデザインが見えてくるはずだ。